May 2017


連邦政府データをダウンロードしているのはハッカーだけではない

最近のMSN.comの記事によると、1月のホワイトハウスの交替の後、情報が
隠されたり削除されることを懸念する数千人の市民が、保存のために数百万に及ぶ政府のデータをダウンロードしたとのこと。紛失や削除が懸念されるデータの主なものには環境に関する研究データ、住宅差別レポートや銃器犯罪統計などがある。

ここに来てワシントンは立ち上がった。今月、上院議員のGary Peters氏とCory Garnder氏は
連邦機関の公的データの削除を困難にする超党派の法案を提出した。2017年政府データ保全法は、通過すれば、国勢調査結果から海面上昇レベルまですべてのデータのオープン性に影響を及ぼす。
この法案はトランプ政権による透明性の後退に対する懸念を受けたもの。今月初めトランプ大統領はホワイトハウスの訪問者ログの閲覧を停止すると発表した、また最近司法省は農務省による動物虐待に関する情報の公開を停止したことに対する苦情を多く受けているとのこと。

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議会で議論されている多くのプライバシー関連法案

ここ数週間でプライバシーに関連する法案が以下のように軒並み上院に提出された。
H.R. 2204 - ホームオーナー・プライバシー保護法。1975年住宅ローン開示法により収集されたプライバシー情報の取り扱われ方を調査することを要求するもの。
H.R. 2227 - 政府情報技術現代化法。連邦政府のITシステムとプロセスを現代化し、コストとリスクの最小化を目指すもの。
H.R. 1868 - 2017年アメリカプライバシー法を復活する法律。アメリカプライバシー法が4月に破棄されたことでISPプロバイダーたちはより自由に顧客の個人データを使えるようになる。これに対抗するための法案。
S. 878 - ブロードバンド・インターネット・アクセス・サービスの顧客のプライバシー保護を確立するための法案。H.R. 1868と類似の法案。
S. 877 - 2017年生徒のプライバシーを保護する法律。1974年家族の教育上の権利及びプライバシー法、を修正するもの。
H.R. 1899 - 国境でのデータ保護法。この法案は出国または入国するアメリカ人の所有する、又は個人に関するデジタルコンテンツを保護するもの。

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HHSの和解はHIPAAが理解されていないリスクを明らかにした

米保険福祉省(HHS)下の公民権局(OCR)は、1996年医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律(HIPAA)、に基づく電子保護医療情報(ePHI)漏えい事件について和解したと発表した。

この和解は、心臓不整脈のリスクを持つ患者をモバイル機器で遠隔からモニターし、即時の医療レスポンスを提供するワイヤレス医療サービスプロバイダーのCadioNet社に関連するもの。CardioNet社はHIPAAのプライバシーとセキュリティールールに準拠出来ていなかった、として250万ドルの支払いと是正処置を行うことで和解に合意した。

2012 年1月CardioNet社はOCRに、スタッフのノートパソコンが自宅前に止めていた車から盗難にあったと報告した。このノートパソコンには1,391 人のePHI情報が保存されていた。OCRは、ePHIの漏えいがあったかどうかに関し調査を行い、盗難があった時点でCardioNet社は十分なリス ク分析とリスクマネジメントプロセスを行っていなかったことが明らかになった。加えて、CardioNet社のHIPAAのセキュリティルールに関するポ リシーと手順書はドラフト段階であり実際には導入されていなかった。更に、このペンシルベニア州の会社はモバイル機器を含めePHIを保護するための正式 なポリシーも手順書も提出することが出来なかった。


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NARAは連邦機関の電子メール管理に関する最初の報告を発表

FederalNewsRadio.comが報告したように、最近、国立公文書記録管理局(NARA)は電子メールの管理状況を含む連邦機関レコードマネジメントレポートを発行した。

「全 体として、この時点において結果は良好と言える」と連邦政府首席レコードオフィサーのLaurence Brewer氏がコメントした。「殆どの政府機関はアクションをとっている、しかしポリシーの公表、システムの導入などいくつかの領域でさらに改善の余地 がある。そしてNARAにとって重要なことは、連邦機関の電子メールを永久保存のために移管することだ。」

オバマ大統領の2011年の政府レコードのマネジメントに関する大統領指令は電子メールを記録として管理するための要求事項を定めている。

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2016年連邦機関電子メールマネジメントレポートはここ...

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