November 2015


ビックデータの適切な意思決定を行うための情報ガバナンス

最近のLegaltech Newsの報告によると、我々は(モバイル性、ソーシャルメディアと分析機能の)デジタルトリニティ(三位一体)が提供する、予測、説得力と瞬時に答えを 出す能力の中毒になっている。このアプリ化する世界(app-fied)で企業が直面する課題は大量に作られるデータの量ではなく、自分たちのデータを 使って
企業が何を行うかについての消費者の期待にどのように応えることが出来るか、とのこと。

企業はこれらのデータを使ってカストマーサービスの向上、パーソナライズした提案、高度なターゲット広告を行わう。しかし、同時に消費者に対してあまり厚かましくなく、あまり誘導したりしない手法が重要である。

本稿はカストマーデータを使って効果的な提案を行い、名声とブランドを高めるための5つの意思決定ガイドラインを示している。
@適切なガイドラインを作ること、A透明性を確保すること、B十分な情報ガバナンスを構築すること、Cトレードオフの認識すること、Dそして消費者にある程度のコントロール権を提供すること。

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裁判所は被告に対し紛失したESIの徹底的な調査を指示した

最近のNeonatal Product Group Inc.対Shieldsの特許裁判において、第三者の反訴被告はディスカバリー要求に対して、その電子的に保管された情報(ESI)の多くが、保存の方 法、コンピュータのクラッシュ、そして不安定なクラウドベースのサーバーなどの様々な理由でもはや存在していないと回答した。

裁判所は反訴被告に対し更なる徹底的な調査の実施と彼らの証拠保全プロセスについて被告に提供するように指示した。
従来なら証拠を提出できないことで重大なペナルティが課せられたところだが、民事訴訟法の規則37の修正か12月に施行されるに伴い裁判所も徐々にeディスカバリーに対する緩和を始めたようだ。

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誰がデータマネジメントのオーナーかIT部門と法務では意見が異なっている

Iron MountainとIDCが実施した最近の調査で、IT部門と法務部門はどちらがデータ管理のオーナーかについて意見が異なっていることが多いことが分かった。

「ビジネスインサイトのためのデータマイニング: データアーカイブを再定義する」という調査レポートでは、何をアーカイブすべきかにの決定に自分たちが責任を持つべきか、との質問に、イエスと回答したの は法務とコンプライアンス部門は45%だったが、IT部門では25%だった。アーカイブを価値を増加すると思うか、との質問には法務とリーガル部門の回答 者ではわずか38%が役立つと回答したのに対し、IT部門では70%が価値の増加に役立つと回答した。

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調査レポートはここ...

IT専門家の1/3はアーカイブ用テープに何が保管されているか把握していない

Kroll Ontrackの行った最近の調査で、多くの組織が大量のレガシーデータをテープ上にアーカイブしているにも関わらず、IT部門はその管理のための正確な計画を持っていず、組織のコンプライアンスや規制上のリスクに対する脆弱性を引き起こしている。

調査によると700人の企業とサービスプロバイダーのIT管理者の内30%は毎日eディスカバリーや内部監査のために重要な情報をアーカイブしているにも関わらず、アーカイブ用テープに保管されている情報について把握していない。

重要なデータが大量にアーカイブされているにも関わらず、不十分なデータ管理の結果、回答者の22%は企業によるレストア要求に満足に応えることが出来ない。

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ガートナー、2016年の戦略的テクノロジ・トレンドのトップ10を発表

Gartnerの副社長でGartnerグループ・フェローのDavid Cearley氏は、2016年のITリーダーとデータ・アナリティックスに影響する「戦略的テクノロジ・トレンドのトップ10」として、データア・ナリ ティックスは2015年における技術投資の最上位分野の一つであり、おそらく2016年も同様だろうとコメントした。2016年戦略的テクノロジ・トレン ドのトップ10は以下、
1. デバイス・メッシュ
2. アンビエントなユーザー・エクスペリエンス
3. 3Dプリンティングの材料
4. 「すべての」インフォメーション
5. 高度な機械学習
6. 自立型のエージェントおよびモノ
7. アダプティブ・セキュリティ・アーキテクチャ
8. 高度なシステム・アーキテクチャ
9. メッシュのアプリ&サービスアーキテクチャ
10.IoTアーキテクチャ&プラットフォーム

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日本語解説はGartnerジャパンのプレスリリースを参考にしてください...

この要約はARMA東京支部の有志によって行われています。ARMA東京支部はこの要約の正確さについては保証していません。正確な内容につきましてはARMA Internationalの原文を参考にしてください。

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