August 2014


自動データ保存の利用が増加

組織は訴訟ホールドプロセスにおける自動化のメリットを益々認め始めている。ソフトウエア会社のZapproved社の「2014年訴訟ホールドとデータ 保存のベンチマーク調査」によると、44%の組織が自動化した訴訟ホールドシステムを導入している、と回答。昨年は34%だった。

報告書によると組織が訴訟ホールドプロセス改善のためにとるべき4段階のステップは、

・現状のデータ保存プロセスを監査し、現在の訴訟標準に対して効果的なレベルかどうかを判断する
・データ保存保護の準備を行うこと。ゴールはプロセスの一貫性を保つこと、詳細な監査証跡の維持と潜在的な欠陥を特定すること
・トレーニングを強化し、コンプライアンスの文化を造る
・自己研鑽を実施する、この分野は法律の変化が早いことを理解すること

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ソフトウエア会社のZapproved社の「2014年訴訟ホールドとデータ保存のベンチマーク調査」はここからダウンロード出来ます(登録が必要です)...

Iron Mountainの提供

最近の調査によると、RIMプログラムユーザーの67%はイベントにあまり依存しないリテンション・スケジュールのメリットを感じているとのこと。

全てのリテンションスケジュールに含まれるリテンションルールには従業員が退職する、契約が終了する、又は特定の製品の製造が終了する、などのイベントの発生によりコントロールする。分野によるがリテンションルールの半分以上はこのカテゴリーに分類される。

もう一つの方法は単純に記録が作成されてから破棄する期間だけで管理するリテンションルールがある。作成日だけで管理すのは非常に簡単だが、イベントを ベースとする方法は複雑で間違いも起こりえる。Iron Mountainの提供するホワイトペーパーでリテンションスケジュールの課題にチャレンジしてください。

Iron Mountainのホワイトペーパーはここ...

医療産業と情報漏えいの戦い

今年の初めに発行されたIdentity Theft Recource Center(ITRC)の2012年と2013年の情報漏えいのリストによると2013年は前年に比べ30%の増加が見られた。その中でも医療産業が最 も高い割合である。2005年以来最も割合の高い分野であり、ビジネス分野の34%に比べ医療では43%だった。
この増加の一つの理由は医療保険の携行性と責任に関する法律(HIPAA)の最終ルールが2013年に施行されたことがあげられる。

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調査結果によるとサイバーセキュリティリスクは企業取締役の大きな懸念

会計士事務所EisnerAmper社が実施した「第五回年次取締役調査、取締役が直面するリスクについて」の結果によると、取締役にとって企業の社会的 信用に対するリスクは最優先事項であり、次にますます増加するサイバーセキュリティとITのリスクが続いている。サイバーセキュリティは規制/コンプライ アンスを抜いて取締役にとって2番目に重要な懸念事項となった。しかし売上が10億ドル以上の大企業ではリストの1番目である。

EisnerAmper社の調査結果はここ...

マイクロソフトのプライバシー裁判はクラウド産業を苛立たせる

クラウドに保管されているデータのオーナーは誰だ、クラウドの法律的な境界はどこだ。これらの問題はマイクロソフトが米国連邦裁判所から出された、米国政 府発行の捜索令状に従いアイルランドのサーバーに保管されている顧客の電子メールの提出命令に関するプライバシー問題の焦点である。マイクロソフトは電子 メールは顧客のものであるとして争っている。マイクロソフトは捜索令状は米国外には及ばないという強力な判例がある、と主張している。米国地方裁判所判事 のLoretta Preskaは、電子メールについてマイクロソフトが米国からコントロールしているため電子メールの保管場所には関係がない、と裁定した。

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この要約はARMA東京支部の有志によって行われています。ARMA東京支部はこの要約の正確さについては保証していません。正確な内容につきましてはARMA Internationalの原文を参考にしてください。

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