September 2015


銀行はEUのプライバシールール変更に反対するロビー活動を展開

最近の記事によると、銀行はEUのプライバシールールの変更に反対するためのロビー活動をブリュッセル(EU本部)に対して行っている。この変更には、貸 手企業やシステムベンダーが個人データを収集し保持することを難しくする内容が含まれている。銀行によると、この変更により不正の発見が難しくなり、自動融資が困難にな る。また、それによってオンラインサービスに差し障りが出ることになるとのこと。

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ヨーロッパのモバイル広告市場はプライバシーの懸念で進みが遅い

最近行われたxAd社(ロケーションベース・マーケティング会社)の調査によると、ヨーロッパの消費者は主にプライバシーに対する懸念からモバイル広告にネガティブな印象を持っていることが明らかになった。記事によると、その理由
の一つは、ヨーロッパと米国のプライバシーの取り扱い方法が異なることである。ヨーロッパは複数の独立した国で構成されており、文化的な背景も異なる。ドイツの首相が盗聴された事象はつい最近のことであり、民間部門もその影響を受けている。

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ヨーロッパは国境のない技術革新に戸惑っている

現在、ヨーロッパは安い石油価格と低い金利により潤っている。今後数年間で石油価格が急騰する可能性は高くないが、新たな破壊的技術革新の影響を受けることは考 えられている。最近の記事によると、ヨーロッパでは、最新技術は、これまで育て、成功し、信頼度を獲得した多くの産業を破壊し、世界のパワーバランスを変 える脅威と認識されている。

イタリアで開催されたAmbrosettiフォーラムの参加者は、この技術革新によるチャレンジは全ての国の政府、社会、経済に多大な影響を与えるが、ヨー ロッパは特に、この世界規模で急速に変化するテクノ地政学の影響を受けやすい、とコメントした。マイクロソフトの前研究・戦略最高責任者のCraig Mundie氏は、人々は、未だに石油に関する地政学について多く語っているが、今後は技術の地政学について議論することになるだろう。技術は地政学とし ての規模と重大性を引き起す。

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企業がデータ保護改正に対処する際に知っておくべき10項目

最近の記事によると、メイソン・ヘイズ&カランの代表は、企業が欧州データ保護体制の変更に対処するときに注意を払うべき情報の10の項目を議論している。記事 の中で述べられているいくつかには個人データの定義と特定方法、そしてデータ対象者の独立した新しい権利としてのデータポータビリティがある。10項目の 詳細については以下の記事を参照。

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