Information Managment Magazine
MARCH/APRIL 2014

2014年3月/4月号のInformation Management Magazineの要約

ID盗難リソースセンターによると去年1年間におよそ5800万件の記録が漏洩したとのこと。その内の4000万件はクリスマスシーズンにおけるTarget(米国の大手小売業)の顧客のものだった。
Ponemon研究所の「2013年のデータ漏洩におけるコスト」という調査では1件辺りの項とは$188だったとのことで、データ漏洩の直接コスト企業 の財務に甚大な影響を与える。顧客の信用喪失などの間接的なコストは立ち上がれないようなダメージを与える。Targetはこの事件により2013年第4 四半期の利益が4億4千万ドル減少した、と報告した。
企業の情報資産の保護に責任を持つ専門家として、あなた方は本号の記事が役に立つだろう。

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ARMA東京支部では一部の記事を翻訳し機関誌RIMジャーナルで紹介しています。興味のある方はARMA東京支部にご入会をお願いします。

米国法と情報プライバシー保護

Virginia A. Jones, CRM, FAI

内部と外部の顧客のプライバシーを保護することは情報マネジメントに責任を持つ者の大きな責任である。本稿はプライバシーの問題のハイレベルな概要と、これらに関連する米国連邦法について解説している。

電子ファイルプラン開発の手順

Kathryn A. Scanlan, J.D., CRM

フォルダーの構造とファイル名の取り決めはライフサイクルを通して電子情報を管理するための基本である。本ケーススタディは電子ファイル構造を開発、改善または導入する全ての人に有益である。
 

個人情報保護の国際的な状況

Cherri-Ann Beckles

記録と情報マネジメント専門家は個人情報保護の重要な役割を持っている。侵入技術の変化に追いつき、しばしば対応が遅れる関連法律に歩調を合わせるという課題がある。

一般的に認められた記録管理の原則(GARP®)シリーズ

新しいRIMプログラムにおけるGARP®原則の活用

Julie Gable, CRM, CDIA, FAI

本稿は、どのようにGARP®原則と情報ガバナンスマチュリティモデル(IMM)がさまざまな状況における情報マネジメントプログラム(RIM)の開発、改善に応用出来るかを紹介する連載記事の最初のものである。
この連載ではGARP
®原則とIMMがさまざまな産業と規制環境のさまざまな規模の企業のさまざまな背景をもつ人により適用されているかを調査している。ケーススタディは実際の企業を対象にしている。企業名は変えられているが、彼らの課題と想像的なソリューションは現実のものである。

RIMの基本シリーズ

RIMの監査で評価すべき要素

ARMA International Standards Workgroup

デミング博士により20世紀のクラッシックな教育手法として紹介された「プラン-ドゥ-アクション」のフィー ドバックループの繰り返しは数十年経った今も未だにマネジメントサイエンスの砦である。今日では監査プロセスを通して、記録と情報管理(RIM)専門家 は、組織のRIMプログラムポリシーと手順への準拠度合いのモニターによりデミング博士の原理に注意を払うことが出来る。品質の効率改善の機会が表面化 し、組織のリスクレベルを評価出来る。RIMプログラムと組織は共にこれらの活動の利益を受ける。

Up Front

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