February 2018



X-RAY TOMOGRAPHY

古文書を開かずに読む新技術

スイスの科学者は古代文書に触らずとも読める技術改革を行ったと発表した。スイス連邦技術研究所の研究者たちは文書の画像を復元するためにX線断層撮影法と呼ばれる技術を活用した。

イタリアは国立ベニスアーカイブズでX線断層撮影法を活用したオープンデジタルシステムの構築を計画している。

研究者のGiorgio Margaritondo氏によると、「アーカイブズに収蔵している古文書は小さいものだけではな。殆どのものはテーブルサイズの大きさ、将来はこの内側を見られるようにしたい」とコメントした。

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EMPLOYEE RIGHTS

欧州裁判所によるビデオ監視に関する裁判で従業員に有利裁定

先 月、欧州人権裁判所(ECtHR)は、López Ribalda対スペインのスーパーマーケットチェーンの従業員が窃盗の疑いをかけられたのちに設置された隠しビデオ監視に関する裁判の裁定を出した。裁 判の争点は雇用者は見えるカメラの隠しカメラを設置したが、従業員には見える場所のカメラについてのみ伝えていた。

ECtHRはスペイン の法律では、個人は個人データの保存と処理について明確に通知されるべきとされているが、従業員はそのような警告を受けていなかった。更に、ECtHRは 雇用者の権利は他の方法で守ることが可能だった、従い少なくとも従業員に監視カメラに関する情報を与えることが出来た、とした。その結果として、 ECtHRはスペイン国内裁判所は従業員のプライバシー権利と雇用者の財産権の公平なバランスをとっていなかった、と裁定した。

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GDPR

欧州委員会はDGPRの追加ガイドを発行した

IAPP (プライバシー専門家の国際交流協会)サイトによると、欧州委員会はデータ保護機関(DPA)、EU加盟国、企業、そしてデータ当事者(個人)がGDPR を導入するための詳細なガイドを提供する新しいWebサイトをオーブンした。このサイトはインフォグラフィックス(解説の図)、解説書、GDPR執行ガイ ド、そして一般的なFAQスタイルの情報が含まれている。

欧州委員会はDPAがデータ保護専門家の訓練のために170万ユーロ、さらにEU加盟国の企業、特に小規模企業を対象にした情報キャンペーンのために200万ユーロを割り当てた。

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CHINA STANDARDS

中国は個人情報セキュリティの国家標準を発行

1月25日、中 国国家標準化管理委員会は「情報セキュリティ技術 - 個人情報セキュリティ要件」と呼ぶ規格を発行した。この規格は5月1日に施行される。この規格は任意であるが、様々な組織による個人情報取り扱いのベンチ マークを提供することになるため中国国内では非常に影響力が強い。実際、個人情報の収集、保管、利用、共有、転送、情報セキュリティインシデントの取り扱 いに関するベストプラクティスガイドを構成している。

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INDIAN EVIDENCE ACT

インド最高裁判所は認証無しの電子記録を採用する方針

インドEconomicTimesによると、インド最高裁判所は「法的公正さがある場合には」電子情報の証拠能力として認証が必須ではないとした。

この最高裁判所による電子情報の証拠能力に関するインド証拠法の解説は、通話記録、監視カメラ映像、モバイルビデオ機器、そしてCDなどが増加している刑事裁判へ影響を与えるだろう。


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この要約はARMA東京支部の有志によって行われています。ARMA東京支部はこの要約の正確さについては保証していません。正確な内容につきましてはARMA Internationalの原文を参考にしてください。

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