Information Managment Magazine
No. 3, 2019

2019年第3号のInformation Management Magazineの要約をお届けします。2017年よりデジタルのみ、2019年より年4回発行になりました。


FaceApp に対する懸念は、ユーザーがアプリの利⽤規約を殆ど気にしていないことに警鐘を鳴らす
ワ シントンポスト技術コラムニストのGeoffrey A. Fowler は、7 月17 日の記事で、数百万人ものユーザーに関係する「アプリをインストールする時に、これが全く無害なものか、それとも、例えばあなたの顔情報を隠密的に、ロシ アに送るように、あなたのプライバシーを侵害しているか、をどのように判断するか」との疑問を議論した。

Equifax の和解とCapital One の漏えい事件
報 道の引き起こした旋風を分析する2019 年7 月22 日、連邦取引委員会(FTC)は、約1 億4700 万人の機微な個人データが盗まれた2017 年のデータ漏えい事件に関連し、⽶国の消費者信用情報会社Equifax と和解に達したと発表した。 FTCのプレスリリースによると、このデータ漏えいには「生年月日、社会保障番号、住所、その他盗難や詐欺につながる可能性のある個人情報」が含まれてい たとのこと。 (2017年データ漏えい関し、Equifax がFTC、CFPB、および州との和解の一部として5 億7500 万ドルを支払ったという2019 年7 月22 日FTC のプレスリリースを参照してください)

2019 年版、コハセット社・ARMA による情報ガバナンス・ベンチマーク調査
ARMA International およびCohasset(マネジメント・コンサルティング会社)は、2019 年版の情報ガバナンス・
ベンチマークレポートを発表した。Cohasset は1999 年から20 年にわたり情報専門職の変化を追跡している。
その間に、14,000 人以上の情報専門職が情報ガバナンス(IG)に対する変化について回答した。

ルールブック作成ガイド: 情報マネジメント・ポリシーは明確で簡潔にすることは出来るか?
ま ず、本書で取り上げているトピックスは新鮮で適切だ。規則があまりにも苛⽴せ、攻撃的で、しばしば不明瞭であるという彼の⾒解に反論する人はほとんどいな いだろう。冒頭のページで、「よく書かれたポリシーは、怒っている親がいたずらな子供と話しているようには聞こえない。良く書かれたポリシーは大人同士が 互いに尊敬をもって話すように聞こえるのだ」。そして、「ほとんどの組織は職場の尊敬を本当に重視している」ために、この攻撃的な口調は皮肉なことだ。彼 はルール、ポリシーと指示書の問題について第1章で明確性の欠如、焦点の欠如、敬意の欠如と書いています。本書全体で、著者は明確で、焦点を当て、敬意を 払った例を提供している。

スポンサーコンテンツ: デジタル社会のマイクロフィルム
今 日、このデジタル時代において、ユーザーは情報に簡単かつ迅速にアクセスできることを期待している。マイクロフィルムに関する情報も例外ではない。したが い、情報をすばやく⾒つけ、そのコンテンツへのアクセスを可能にするために、現在、これらの数兆を超える保存されたマイクロフィルム・レコードのデジタル 変換に焦点が当てられていることは驚くことではない。
マイクロフィルムのスキャンは新しいものではない。 実際、スキャン機器は⻑年使用されてきた。 しかし、最近の技術進歩は、旧型の非常に高価で、維持費がかかり、操作が複雑で、業界が要求する完全に信頼できる手頃な変換ソリューションを提供しない機 器を過去のものとする。


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